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梅酒で乾杯!

梅酒について

老若男女問わず人気の梅酒。コロナ禍によって自分で作られる方も増えたと耳にします。そんな人気の梅酒について、自宅で簡単な作り方や梅酒の効能、おいしい割り方などをご紹介します。ぜひ参考にして自分だけのおいしい梅酒を見つけてください。
 

梅酒とは

梅酒は毎年6月に収穫される青梅を、蒸留酒(一般的にはホワイトリカー、焼酎、ブランデー)と氷砂糖を一緒に漬け込むことで作られる混成酒類(アルコール飲料)の一種である。

梅酒の効能

老若男女問わず人気の梅酒ですが、実は美容や健康にいいって知っていましたか。梅から抽出された成分がギュギュっと凝縮されているのが梅酒です。甘くてカロリーの高いお酒ですので、あまり体によさそうなイメージはないかもしれません。しかし、適量を守って楽しめば、梅酒は美肌作りやダイエット、便秘解消など、様々な効能を発揮してくれます。
具体的に美容面では、ニキビ予防やアンチエイジング、便秘解消、ダイエット効果などがあげられます。次に健康効果ですが、疲労回復、血行促進、血液サラサラ効果やリラックス効果があると言われています。
美味しく飲んで健康にいい梅酒は、日本人にとってなくてはならないお酒です。
また、梅酒は誰でも簡単に作れるお酒ですので、気軽に作れるお酒としても人気があります。
 

梅酒によく合うベースのお酒を紹介します。

焼酎(ホワイトリカー)

一般的に梅酒と呼ばれるものは焼酎で漬けることが多いですが、特にホワイトリカーは無味無臭のお酒のため、梅本来の香りを引き立たせ、梅酒にとって一番シンプルで飲みやすいベースのお酒です。また、焼酎が好きな方はホワイトリカーではなく本格焼酎を使用することで、焼酎の味わいが足されて自分好みの梅酒を楽しめることができます。
 

ブランデー

ブランデーで作る梅酒は熟成が早く、3ヶ月程度で飲み頃になります。ブランデーと聞くと飲みにくいイメージを抱く方もいるかもしれませんが、梅酒に漬けるとブランデー単体の飲みにくさが無くなり、ブランデーと梅の香りが合わさってまろやかな味わいになるのが特徴です。また、長く熟成させることでブランデー独特の深い味わいと梅の爽やかさが合わさって、コクのある梅酒が楽しめます。
 

ウイスキー

ウイスキーもブランデーと同じく熟成が早いので3ヶ月程度で飲み頃となります。ウイスキーで梅酒を漬けると、梅の爽やかな香りとウイスキーの豊潤な香りがうまく合わさり、ブランデーとはまた違ったコクを楽しむことができます。
ただし、香りのクセが強いウイスキーを使用すると、梅酒とのバランスが崩れてしまい、本来の爽やかでコクのある味わいが損なわれてしまいます。美味しく飲むためには、クセの少ないウイスキーを選ばれることをおすすめします。
 

日本酒

日本酒はもともとの甘みを活かすため、梅酒を作る際には氷砂糖を少なめにして漬けることをおすすめします。
日本酒と梅は相性が良く、ほんのり甘さを残しつつすっきりとした梅酒を味わうことができます。ただし、日本酒は他のお酒と比べてアルコール度数が低いので、なるべくアルコール度数が高い日本酒を選ばれるといいでしょう。
 

梅酒と梅酒によく合うオススメ商品を紹介します。

蒼の雫

紀州南高梅で漬けた梅酒です。
完熟梅のフルーティーさ。和三盆糖の上品な甘さ。後口すっきりの梅酒です。

梅にんにく

酒の肴にお試しください。
紀州産の梅肉と焼津産のかつお節をミックスさせた、おつまみにもってこいのにんにくです。

美味しそでしょうが

酒の肴の添え物にお使いください。
香り豊かなしその葉を梅酢ベースの調味液で漬け上げました。お豆腐の上にのせると美味しく召し上がれます。

おいしい梅酒の作り方

梅酒

梅酒作りの材料
  • 青梅 1㎏
  • 氷砂糖 700g~1kg(お好みで調整できます)
  • ベースのお酒(一般的にはホワイトリカーや焼酎など)
  • 保存瓶(34L用)

 
梅酒の作り方

  • 用意した保存瓶に梅と氷砂糖を交互に入れる。
  • ベースのお酒(ホワイトリカーや焼酎など)を注ぎ入れる。
  • 作った日付をメモして、日の当たらない冷暗所に保存する。
  • 3ヶ月以上寝かせる。

梅酒の賞味期限

梅酒の賞味期限についてご説明します。いったい梅酒の賞味期限はどのくらいなのか、開封後はどのくらい持つのかなど気にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はほとんどの梅酒には賞味期限が記載されていません。でも、いつまで美味しく飲めるのか気になりますよね。
梅酒などのアルコール度数が高いお酒は、風味が劣化しにくく、殺菌作用も強いため基本的に賞味期限はありません。日の当たらない、冷暗所で保管さえしていれば自家製梅酒も市販の梅酒も長く保管しても大丈夫です。
また、最近ではウイスキーのように35年と保管期間を長くし熟成させ、味の風味をよりまろやかにする梅酒も多くなりました。保存期間を長くして熟成させることも梅酒の楽しみ方の一つです。
 
しかし、美味しく飲むことができる期限という意味での賞味期限はあります。
 
自家製梅酒はきちんと殺菌消毒を行い、上記のような保存環境(日の当たらない冷暗所)に保存して約5年~長くても10年程度楽しむことができます。
市販の梅酒は未開封の状態であれば約2年程度は美味しく楽しめますが、開封後は品質の劣化がすすみますので、瓶容器であれば1年、紙パックのもので約6ヶ月程度を目安として飲まれることをおすすめします。
あくまでも目安となりますので、長く保管された梅酒を飲まれる際は、香りや色を確かめてから飲むようにしてください。
 
梅酒はベースとなるお酒によって風味や味わいが大きく異なります。
また甘めがお好みの場合は氷砂糖を多めにするのがおすすめですが、カロリーを気にされる方は氷砂糖を少なめにすることをおすすめします。
また、ベースのお酒によってアルコール度数も異なりますので、購入の際はアルコール度数も確認して購入してください。